食品関連事業者等による食品循環資源の再生利用等に関する取り組みに弊社が環境大臣 賞の最優秀賞を受賞いたしました。「店舗・工場から排出される生ごみと廃食用油のリサ イクル循環利用」が、食品廃棄物の多面的利活用と、廃食用油回収では一般家庭・消費者 を巻き込み、総合的にバランスがとれたリサイクルの仕組みであるという評価をいただきました。
1997年から導入された生ごみ処理機は、現在直営130店舗中8割の店舗で稼働しています。 生ごみは処理機によって堆肥の原料となり、13カ所の提携農家に運ばれます。そこで牛ふんなどと混合・発酵させ堆肥化しています。なかでも、道内店舗から出る生ごみは、一次発酵後、グループ農場内で堆肥生産し、野菜づくりなどに活かされ、その野菜を一部店舗で利用するリサイクルループに取り組んでいます。 「バイオガスプラント」(北海道恵庭市)では、自社ビール工場から出るビール粕を発酵させ、メタンガス を生産、コージェネレーションで発電し、売電もしています。発酵後の液肥は、グループ農場内採草地に散布し、肥料・エネルギーの循環を行っています。 また、北海道工場から出る生ごみもバイオガス化し精製圧縮され、同工場内のボイラーの燃料として再利 用しています。この結果2008年度は同工場だけで約19t の CO2 削減効果をあげています。
店舗・事業所から排出される廃食用油は全量リサイクルしています。(2008 年度 220t) 2007年には自社バイオディーゼル燃料化プラントを建設し、北海道内23店舗の廃食用油を自社回収 し、BDF 化をすすめ、石狩管内 4 市の店舗・事業所では家庭用廃食用油の回収も始めました。 2008年度は業務用・家庭用合計 39,000L を回収し、35,000L の BDF を製造、約91t の CO2 削減効 果がありました。精製した BDF は、食材配送トラックや、農場内機械、地域幼稚園の送迎バスなどに利用 され、食品ごみが地域のなかで資源として循環されています。 この取り組みは行政・企業・市民団体が参加する「いしかりエコ燃料プロジェクト」事業の一環としてレ ストラン以外にも展開され、2009年からは、リサイクル業者と協力し、地域の保育園、幼稚園、小学校、 コミュニティセンター、市民団体など91拠点に拡大しています。