SDGsの取り組み

環境
  • 7.エネルギーをみんなに。そしてクリーンに
  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 12.つくる責任、つかう責任
  • 17.パートナーシップで目標を達成しよう

廃食用油活用の取り組み

廃食用油をアップサイクル

びっくりドンキーの店舗で使い終わった食用油(以下、廃食用油)と、学校やびっくりドンキー店舗で回収したご家庭の廃食用油などを原料にアップサイクルした、ハンドソープをびっくりドンキーのお店でご利用いただけます。


さまざまなリサイクル

びっくりドンキーではフライドポテトなど揚げ物に使った廃食用油が、1店舗から1ヶ月あたり約130kg排出されます。また、一部のお店ではお客様の家庭用廃食用油を回収しています。これらを原料に、2007年から北海道恵庭市にある弊社バイオディーゼル燃料化プラントにてバイオディーゼル燃料の製造を開始。バイオガスプラントの発電燃料やえこりん村内のトラクター燃料、イルミネーションなど地域イベントで使用する発電機の燃料として活用してきました。

廃食用油は、バイオディーゼル燃料以外にも、飼料、肥料、インク原料、工業用オイル、ボイラー燃料、石けん原料など、用途に合わせてさまざまなリサイクル原料として活用されています。今回、関西地区の店舗などから出る廃食用油をリサイクルする再生油脂メーカー、国内の自社工場で化粧品や医薬部外品などを製造する石けんメーカーの協力を得て、廃食用油を手肌にやさしいハンドソープにアップサイクルしました。2021年2月から全国のびっくりドンキー約75店舗の洗面所に導入し、導入地域を拡大予定です。

本製品は従来のハンドソープに含まれる石油系合成界面活性剤を一切使用していません。純石けん成分でできているため、生分解性にすぐれ環境負荷が少なく、手肌にやさしい製品です。今般のコロナ禍において感染防止の為に手を洗うことが増えました。お店や家庭で使えなくなった廃食用油が、人と環境にやさしいハンドソープ(医薬部外品)としてアップサイクルされ、お店に戻ってくる新しいリサイクルループが完成しました。

廃食用油の回収店舗は、びっくりドンキー 店舗検索ページにてご確認いただけます。
https://www.bikkuri-donkey.com/shop/

店舗の廃食用油回収ボックス
弊社 バイオディーゼル燃料プラント
汚れた食用油の洗浄する工程
ディーゼル車の燃料として活用
イベント用の発電機の燃料に活用
ハンドソープとして活用