第1回 「未来へつなぐ!北国のいきもの守りたい賞」 企業部門 受賞
2018.02.05お知らせ
北海道において、生物多様性の保全及び持続可能な利用を推進するために優れた活動・模範的な活動を行う企業、団体、個人を表彰するため北海道庁が2017年度に新たに創設した賞で、この度 企業部門において受賞いたしました。
北海道指定外来種トノサマガエル(註)の駆除活動を切り口に、生物多様性とその保全の重要性を実践とともに環境教育として広く普及啓発している点などを評価していただきました。
この活動は2013年より「トノサマガエルを捕まえろ!大作戦」と題し、弊社体験田『ふゆみずたんぼ』(恵庭市 弊社施設えこりん村内)において、夏季に開催し、毎年のべ1,000名の一般参加者へ、生物多様性保全と外来種問題の普及啓発活動を続けいるものです。同田んぼでは、2008年ごろから生体を確認し、その後の急増に伴い、在来種であるエゾアカガエル・ニホンアマガエルが減少したため、活動を開始いたしました。
この受賞を励みに今後も多くの来場者に呼びかけをし、トノサマガエルやセイヨウオオマルハナバチなどの外来種駆除活動を通じ、身近な生物多様性保全を広く普及啓発してまいります。
(註) 本州・四国・九州では準絶滅危惧種として環境省により指定をされていますが、北海道では本来生息していない生物でしたが、人為的持ち込みや遺棄により1993年以降道内各地で増加し、希少な在来種や生物を捕食するため北海道指定外来種に指定されています。