アレフ北海道工場 第14回新エネ大賞「資源エネルギー庁長官賞」を受賞
2010年01月
このたび、第14回新エネ大賞(主催:経済産業省 資源エネルギー庁)において、弊社北海道工場の『CO2排出量を半減、バイオマス資源の地産地消および地中熱・冷温排熱の相互利用を実現した食品加工工場のシステム』が、「多様なエネルギー源を有効活用する独自の総合利用システムは全国的にも類が無く、地域社会と連携して地産資源を有効に活用している」との評価をいただき「資源エネルギー庁長官賞」を受賞いたしました。本工場は、2008年にも「北海道省エネルギー大賞」を受賞するなど、過去12年間弊社内で培ってきた環境ノウハウを集結したものです。
活動概要
地中熱や排熱、木質ペレットや生ごみ、廃食用油のバイオマス資源等の多様なエネルギー源を工場内等に利用し、灯油使用量ゼロ、床面積当たりCO2排出量約41%削減を実現いたしました。(2008年4月~2009年3月、自社既存同規模工場比較)
1、バイオマスで新エネルギーの地産地消
道内間伐材等からできる木質ペレットや工場の生ごみを原料の一部とするバイオガスをボイラー燃料とし、ソース製造用の蒸気製造等に利用。また地域社会と連携した廃食用回収と燃料化(BDF)、店舗配送車への供給。
2、地中熱・排熱の徹底利用
地中熱、地下水、空調からの冷温排熱、冷蔵庫等の設備排熱及び工場排水から熱を回収し、ヒートポンプで温冷水製造・冷暖房に利用。
3、その他自然エネルギー利用
太陽光を利用したソーラーパネル、ソーラーウォール。
![](/wp/wp-content/uploads/2010/01/aw201001-02.jpg)
![](/wp/wp-content/uploads/2010/01/aw201001-03.jpg)
![](/wp/wp-content/uploads/2010/01/aw201001-04.jpg)