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特定外来生物セイヨウオオマルハナバチ駆除活動で外来種問題を伝える

毎年5月第3土曜日に「特定外来生物 セイヨウオオマルハナバチ 駆除会 in えこりん村」を開催し、駆除活動体験を通じて北海道の外来種問題についてお客様へ伝えています。


【 2025年度 結果報告 】
2025年度は5月17日(土)10:00~12:00の日程で、一般参加者 38名(大人25名、子供:13名)、関係者 11名で駆除活動を実施しました。

天候はくもりで風もありましたが、タンポポを中心に訪花が見られ、最終的な駆除頭数は合計33頭(女王バチ30頭、ワーカー3頭)となりました。

※2023年度駆除頭数 合計52頭(女王バチ48頭、ワーカー4頭)、 2024年度駆除頭数 合計3頭(女王バチ1頭、ワーカー2頭)

「セイヨウオオマルハナバチ駆除会 in えこりん村」2025年度 活動の様子

同活動は2003年に開催した「北海道・ニュージーランド生物多様性シンポジウム」における講演者の発表により、ミニトマトのハウス栽培と外来種であるセイヨウオオマルハナバチの課題を知ったことから始まりました。
世界に約250種いるとされるマルハナバチ類は、日本には15種、内北海道には11種類の在来種が存在するとされています。
北海道において外来種が与える影響を抑制することを期待し、2006年以降、恵庭市内やえこりん村で毎春、一般参加者と駆除活動を行いながら、外来種問題について伝えています(「生物多様性アクション大賞2018」つたえよう部門入賞

2008年より北海道との連携を始め、2014年より「北海道生物多様性保全活動連携支援センター(HoBiCC)」ならびに「北海道セイヨウオオマルハナバチ対策推進協議会(以下セイヨウ協議会)」と活動を共催してきました。
このような連携もあり、2019年に運用が開始された「新セイヨウ情勢」の活用も行っています。

弊社がこれまで関わった活動の集計結果は、活動回数90回、駆除数1,643頭(女王バチ1,341頭、ワーカー310頭)、延べ活動人数698人です。その内、一般市民と共に行った駆除は、開催回数20回、駆除数963頭(女王バチ906頭、ワーカー57頭)、延べ参加者数650名(開催者スタッフ含む)です。(2025年5月23日集計)


また、2020年には、普及啓発を目的とした動画「セイヨウオオマルハナバチ~白いおしりを捕まえろ~」をセイヨウ協議会が制作し、現在公開中です。ぜひご覧ください。